テスト以外でも貢献できるQAチームをつくる。
はじめの一歩になった「MagicPod」の導入。

株式会社Showcase Gig

モバイルアプリテスト ブラウザテスト

ユーザーインタビュー第1回目は、TRIDENT代表伊藤とともにShowcase Gigさんにお邪魔しました。
MagicPodの導入前の話から、現在の運用方法、意外なところで活躍した画面キャプチャの話など、たくさん伺いました。

株式会社Showcase Gig

Showcase Gig(ショーケース・ギグ)は2012年の創業以来、新時代の消費⾏動を捉えたサステナブル(持続可能)な店舗モデルの創出に取り組んでいます。次世代店舗創出プラットフォーム「O:der(オーダー)プラットフォーム」として、店内モバイルオーダー の「O:der Table」、テイクアウトモバイルオーダー の「O:der ToGo」、次世代タッチパネル型注文決済端末の「O:der Kiosk」を提供しています。


POINT

  • モバイルにも強いのはMagicPodだけだった
  • テスト結果の見える化で開発との連携も強化
  • 意外なところで活躍する画面キャプチャ機能

株式会社Showcase Gig O:der事業本部 プロダクト部
QAチーム リーダー 横田 雅和(ヨコタ マサタカ)さん

手動テストで見えてきたQAの限界

MagicPodは2020年に導入しました。それまでリリース前のテストをほぼ手動でやっていたのですが、手動だと毎日実施するわけにはいきませんのでリリース直前になっていました。何か問題が見つかればやり直さなければいけませんが、どこで問題が起きたかを調べるのも工数がかかってしまいます。他に実施したいテストやテスト以外の作業に工数が割けないというのが大きな課題でした。

モバイルにも強いのはMagicPodだけだった

MagicPodを選んだのは、ネイティブアプリとブラウザの両方で自動テストができるためです。iOSだけに対応しているものはあるのですが、iOSとAndroid両方に対応しているのは今のところ他にはないんじゃないかと思います。代表の伊藤さんはテスト自動化やSelenium関連でさまざまな取り組みをされている方なので、私も以前から知っていました。導入の際にはZoomでいろいろ質問させていただき、疑問点もそこで解消できましたので、「ここにお願いしたい」という気持ちが大きかったです。

テスト結果の見える化で開発との連携も強化

MagicPodは主に「リリース前のリグレッションテスト」「リリース後の動作確認」「日々の定期実行」で使っています。リアル店舗も関わるサービスなので全てのテスト項目を自動化することは難しいのですが、可能な限りMagicPodで自動化できるようにしています。

具体的には、「O:der Table」は毎朝9時に定期実行して20分くらいで終わるのですが、そこでNGが出た場合はその内容を画面キャプチャやログを踏まえて開発者に伝えています。前日の定期実行が問題なくて今日NGだったという場合、原因は1日の差分にある可能性が高いと考えられるので、解決までの工数が下がりました。毎日テストをすることでちょっとしたデグレがすぐ検知できるようになり、安全性も高まったと思います。

毎日のテスト結果はメールで通知されますが、それだけだとスルーされてしまうこともあるのでSlackにも通知が飛ぶようにしています。開発側にも結果を見える化することで、導入からスムーズに運用できていると思います。

参考:「MagicPodの結果を毎日確認できるSlack Botを作った」(Showcase Gig Tech Blog)


左:株式会社Showcase Gig  横田 雅和さん   右:TRIDENT代表 伊藤

意外なところで活躍する画面キャプチャ機能

弊社ならではかもしれませんが、画面キャプチャ機能には非常に助けられています。例えば機能を追加した際、導入店舗様に新しいマニュアルをお渡ししなければいけません。そのマニュアルに入れる画面はサポートチームが作っているのですが、MagicPodはシナリオを組んで画面キャプチャを取得するようにしておけば、希望のタイミングで画面キャプチャが取得できます。ロゴが1箇所変わっただけでも何画面も撮り直さなければいけないので、画面キャプチャも自動化されてありがたい限りです。

テスト以外でも貢献できるQAチームをつくる

2021年11月に体制変更があって、QAチームが新たに立ち上がりました。それまでは各開発チームにQAエンジニアが1人ないし、2人いる形だったのですが、QAチームが各プロダクトを横断的に見られるようにするため組織化しました。QAチームを「テスト『を』するチーム」から「テスト『も』するチーム」へ変えていくために進み始めています。

そう考えられるようになったのもMagicPodの導入でテスト工数が削減できたからです。例えば探索的テストを導入することで、不具合や改善提案を頻度高く開発エンジニアへフィードバックできるようになっています。次のステップとして、QAチームがテスト以外にどう貢献すべきかを検討しています。

参考:「スクラムチームにおけるQAの軌跡と苦悩」(Showcase Gig Tech Blog)




テスト自動化は未来へ向けたはじめの一歩


以前はモバイルだとAppiumを書かないといけないとか、ブラウザだとSeleniumを書かないといけないとか、手動テストと自動テストを並行して進めなければいけない人たちにとってコードを書くハードルが非常に高いというのが課題でした。私も前職で少し書いてはいましたがメンテナンスが最高に大変で、途中で挫折してしまう人も多いと思います。

MagicPodを導入することで心理的負荷が下がり、テスト自動化に対するハードルが下がるのはすごくいいことだと思います。ただ、安易にテスト自動化を導入するのではなく、その先に「何をしたいか」「何を解決したいか」も重要です。単純に工数削減だけがモチベーションだと継続するのは厳しいと思います。MagicPodの導入がQAと開発の連携強化にもつながり、未来へ向けた一歩になると良いのではないかと思います。







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編集部からのひとこと


今回が初めてということもあり緊張しながら向かったインタビュー。
到着してまず驚いたのは、この最高にクールなオフィスです。
なんと、オフィスの中にバーカウンターやサラダバーがございました。
そのオフィスから颯爽と現れたのは、紳士な横田さんとキュートな広報さん。お二人ににこやかに迎えられ、あっという間にリラックスして楽しくお話を伺うことができました!!
ShowcaseGigさんのテックブログは情報量がとにかく膨大なので必見です!(MagicPodについても2度も書いていただいて感涙)